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ピアノ協奏曲第1番 (サン=サーンス) : ミニ英和和英辞書
ピアノ協奏曲第1番 (サン=サーンス)[ぴあのきょうそうきょくだい1ばん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [きょう]
  1. (n-suf,n-pref) cooperation 
協奏曲 : [きょうそうきょく]
 【名詞】 1. concerto 
奏曲 : [そうきょく]
 (n) (abbr) sonata
: [きょく, くせ]
 【名詞】 1. a habit (often a bad habit, i.e. vice) 2. peculiarity
: [だい]
 (n,pref) ordinal
: [ばん]
 【名詞】 1. (1) watch 2. guard 3. lookout 4. (2) bout, match (sumo) 5. (3) (one's) turn
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ピアノ協奏曲第1番 (サン=サーンス) : ウィキペディア日本語版
ピアノ協奏曲第1番 (サン=サーンス)[ぴあのきょうそうきょくだい1ばん]

ピアノ協奏曲第1番 ニ長調 作品17は、カミーユ・サン=サーンスが作曲した1番目のピアノ協奏曲
==概要==
1858年に作曲され、1860年にサン=サーンスの独奏でサル・プレイエルにおいて初演された。作曲当時サン=サーンスは23歳であったが、この作品によって彼は「本格的なピアノ協奏曲を書いた最初のフランス人」と見なされるようになった。また、同じ年にサン=サーンスはパリのマドレーヌ教会のオルガニストに就任している。この地位は、パリの教会オルガニストの中では最高といわれたもので、早くもサン=サーンスはその頭角を現しつつあった。
しかし、演奏面での高い評価とは裏腹に、創作面での評価は厳しかった。フランスの作曲家なら誰でも狙うローマ大賞に2度挑戦したがいずれも失敗しており、これは若い時期のサン=サーンスが、試験官たちの好む保守的なスタイルで音楽を書いていなかったことを暗示している。ローマ大賞の課題曲はオーケストラつきの声楽曲(いわゆるカンタータなど)であるが、このピアノ協奏曲とはスタイル、書法が異なるとはいえ、サン=サーンスがここで見せる程度の音楽感覚ですら、試験官たちは否定したのである。そこには19世紀半ばのフランス音楽界の保守性の一端が窺える。
その逆風は本作をはじめとする器楽曲にも向けられ、構築的な書法、自由な形式感覚、管弦楽と独奏が対等に扱われ時には管弦楽が主導的な役割を果たすことなどが、まとめて「ドイツ主義」におぼれていると頻繁に侮辱され、批判を受けていた。しかしまさにこれらの特徴によって、サン=サーンスはフランスにおける器楽の発展において重要な役割を果たしたのである。
後に楽譜は1875年に出版された。アルフレッド・ジャエル夫人(マリー・ジャエル)に献呈されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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